宇宙人としての魂を持って地球に生まれ、今でも宇宙文明における活動を継続中。
そのミッションの一つとして、地球上では、2001 年 Super Life Gallery 設立。スピリチュアルは科学であるという理念に基づき、「地球人の真の幸福」についての探究を促す活動をし続ける。
2022年 株式会社 Super-Life-Gallery 設立。
地球が次元上昇のチャンスを目の前にして、地球と地球人類の自立と進化のために新たに宇宙の仲間たちとの共同活動をスタートさせる。
イエスをチャネルして行う JSP School(Aitree 主催)、Torus StarなどのYoutube 番組多数。ワークショップ、講演などの活動を通して、地球人類の可能性と常に変化し続ける宇宙の状況や対応方法について発信し続けている。
『宇宙と神様の真実』
次元上昇に向かう今、日本人にしかできないこと
サアラ著
大和出版
――今日のみずのたまのインタビューは、サアラさんに来ていただきました。
ゆの里の重岡社長の著書『あるがまま』の冒頭で語られている、「これからは血の繋がりがなくても家族になれる」という壽美子会長からのメッセージをお聴きになられたという、そんなエピソードをお持ちの方。いわゆるスピリチュアルな世界では有名な方なのですが。。。そのサアラさんに「地球人」代表として今日は私がお話を伺いたいと思います。
それでは、サアラさん、自己紹介からお願いしてもいいですか?
はい、私は半分地球人で、半分宇宙人と皆さんに言われております。
それはなぜかと言いますと、生まれてくる前のっていう言い方は実はあまり正確ではないんですね。パラレルの宇宙の私と意識で繋がっているんです。
なので、パラレル宇宙にいる私と今この地球人をやっている私の意識が、共有しているんですね、いつも。
――同時に存在していて、意識を共有されてるんですか?
そうなんです。
もちろん生まれてくる前のいろんな宇宙文明に生きたその記憶っていうのもあるんですけれども、それと同時にパラレルユニバースに生きている自分っていうのは同時に認識できるのです。
なので、正直、子供の頃はものすごく地球人というのが分からなくて。もうどうしたらいいか分からないみたいな感じだったんです。
幸い、いろいろと社会経験を積ませていただいて、なんとか、なんとか、コウモリじゃないけど、半分哺乳類で半分鳥類みたいね。なんとか地球人の中に紛り込むことができてるかな?って自分では思っています。
それで今ね、地球はこんなふうに時代の端境期じゃないですか?
文明的にも一つの大きな文明が滅びていって、新しい文明がこれから樹立していくという大きな端境期。
その今に、もうちょっと進化した宇宙に生きている私の情報というか色々な情報ですよね。それを皆さんと共有することによって、一緒にこの新しい時代への架け橋ができたらいいなというのが私の自己紹介かなと思います。
――そんなサアラさんの宇宙意識の情報をどうやってみなさんと分かち合われているのですか?
一番接点を持てるのは書籍という形だと思うんですよね。
幸い今までに10冊以上の本を書かせていただいて、皆さんに私の知っていることをシェアさせていただくという場が一つ。
後は今、JSPスクールというのをやっていて。学校ですから、ただ習うっていうだけではなくて、皆さんが日常生活の中で生かしていくための方法とか、そういう所まであのシェアさせていただくっていう学校。
もう一つは色々な場所に私が出向いていて、最近は講演会っていうのが増えてきてるんですが。そんな形でシェアしてます。
――このお仕事される前、さらにもっとお小さい頃はちょっと辛かったとかっていう話もありましたけど、どんなお子さんだったのですか?
子供の頃はまあ、ほとんど精神病患者です。(笑)
――分かってもらえなくて?
そうですよね。
やっぱり地球人が、感情をどこへ持ってていいか分からないとか、感情を押し殺して自分の感情をどういうふうに裁いていったらいいかっていうことが、あんまり分からない人達なんだなとか。
あの別にジャッジするつもりは全然ないんですよ。私自身が全然分からなかったので。
大人の人たちはみんな感情を押し殺して、ポーカーフェイスをしてるっていうことに 幼少期の私にはすごい戸惑いがあった。どうしてこうなっちゃうんだろうって。
結局のところ科学が違うんだって行き着いちゃったんです。
――科学?
はい。この地球上で信じられている科学が、どうも私の知っている科学とは違う。つまり私が小さい頃なんか、まったくまだまだ量子物理学なんて誰も一般的な人は知らないですよね。
今はね、だいぶいろんな方が分かってきて。例えば未来が決定されていないっていうのは分かっているけど、過去も同じように決定されていないっていうこととかはなんか分かりにくい。
――分かりにくいですよね。
でも、今が確定しないと過去って決まらない。だけど過去の延長線上で一生懸命皆さん生きようとしてるということが、子供の頃全然理解ができなかったんですよ。
なぜなのか?って聞いても答えはますます分からない。そうすると私が一から量子物理学の話とかをするわけですよね。
――ちっちゃい時?
そうですね。2歳ぐらいの時に。
例えば、物っていうのは、まあこれはカップにしか皆さん見ていないけれども、このカップがカップとして特定されるっていうのは皆さんの意識という作用がすごく重要で、非常に曖昧な形で分子結合をされている。みたいな話を2歳ぐらいの時ガンガンしてたので。まあ精神病院に連れて行かれて・・・。
――検査とかされちゃうわけですか?
そうですね、そうしたら。自閉症になりました。だからまあ自閉症のね。多分初期の頃。
――で、普通に学校には行けてたんですか?
小学校は行ったんですけど。
実は、ものすごく勉強できなかった。それは、あんまりはっきりと物質が見えなかったんですよ。
まあ興味を持ったものは、何とか拾うことはできるんですけど、興味のないことは見えないんです。
まあ素粒子がポンピングアクションをしているのしか見えない、みたいな。
――よく学校へ行けましたね。それで。
そうなんですよ!よく行ってたと思います。本当に。
だからぼーとしてる子だったんで、勉強もできないし、お友達もできないし、最悪な子だったと思います。(笑)
――それをどう乗り越えて、今お仕事になさるまでに至っているんですか?
もう、いろいろなことがあったんですけど。
まず小学校の五年生の夏休みに見えてるものがひっくり返ったっていうか。
それまでは皆さんが見ていないような、霊体とか。何でしょうかね?
皆さんが言っておられる言葉がよくわからないところもあるんですけどね。皆さんがおっしゃるところの、例えば高次元の存在、もしかしたら龍神みたいなものかもしれないし、エンジェルかもしれないけど。
実際には龍神とも言えないし、エンジェルとも言えないような。
良い側のエイリアンっていう場合もありますし、そうではなくてマスター達っていうことも言えると思いますけれど。
そういう存在が当たり前に見えていて、すごくリアルだったんですよ。
――日本語とか、分かる言葉で話してくれるんですか?そういう人達は。
わかる言葉で一応話しますね。まあ、言葉じゃないことが多いですけど。イマジネーションを共有するとか、そういうやり方が多いと思うんですけど、言語の場合もあります。観音が出てくるとかね。
――そして、その5年生の夏休みに何か大きな転換のきっかけがあったんですか?
そのきっかけっていうのははっきり分かんないんですけど、ある朝起きたら、そういう存在がぼやんとしか見えなくなって、人間達がはっきり見えるようになってたんですよ。
ここからが多分、人間としてのスタートだと思います。
だから、なんかすごいショックでした。私こんな世界で生きてたんだと思って。そこから、一から、何もかもがスタート。それまでは、はっきりものが見えなかったので、茶碗はひっくり返すし、物は壊すし、ぶつかるし、みたいな子供だったんですけど。それが見えるようになったんで、だいぶそういうことが少なくなったんですよね。
でも、そこから人間関係の学びに入った。
人間、難しいですよね?すごいコンプレックス持ってるじゃないですか。
――それがもう、子ども心に分かった?
分かりました。すごい、きついな、これはって。私自身もきついんですけど、生きている周りの人たちがみんなこんなコンプレックスを抱えていたら、すごく厳しいだろうなって、小学5年生でも思いました。
その時ちょうど、これがきっかけになったことかどうか分かんないんですけど、転校したんですね、私。夏休みなのでまだ学校は始まっていなくて、その時に逆転して物が見えるようになって、人が見えるようになって転校したらいじめられたんですよね。
――なんか変わった子だなって、思われた?
別に、転校生だからじゃないですか?単純に。なんかこれはもうお定まりみたいな感じで、転校生イコール必登竜門みたいな、通過しないといけないみたいな感じで。
でも多分ね、それだけじゃなくて、私変わってたんだと思うんですよ。やっぱり。
周りの子供達は皆それぞれにやっぱりお家で忙しくて、両親がいつも留守とか、お父さんやお母さんが厳しすぎるとか。なんかしらの子供なりの悩みを抱えて。
親の思い通りに自分ができないことに、すごくフラストレーションを感じたり、先生から思ったような評価を得られないことにストレス感じたりして、皆子供ながらに悩み抱えてますよね?
だからそういうのがひずみでこっちに来るんだなっていうのはすごく分かったんですよ。
だからね、なんか人間関係をずっと学ばされてきたような気がします。
で、それと同時にね。UFOっていうのはやっぱりね。中学二年生の時、13歳か14歳ぐらい。まあ13だったのかな?その頃に、視界に入りきらないぐらい巨大なシップに遭遇したんですね。
辺り一面がオレンジ色に発光してるのに、夜中、誰も起きてこない。もうすっごいびっくりして。なんでこんなに外がオレンジ色なんだ?でも誰も起きてこないんだろうと思って。
とにかく自分はベッドで寝てたんですけど、突然、脊髄の辺りに電気が走ったようになって。両手足が開いて大の字になちゃったのね。
もう私はさらわれると思ったんだけど、そのままベッドからうわーと浮き上がって。1メートル以上は浮き上がったと思うんですよ。そうしたらね、もうもうまな板の上の鯉じゃない?
で、まあしょうがないと思って。もう連れてくんだったら連れていけと思ったんだけど。
なぜか体の中を遠隔で・・・、多分探査された。
――探査されたのが、わかった?
うん。なんか、やられてると思ったけど、そのまま、すーとベッドに戻ってきたんですよ。だから連れては行かれなかったんですけど。
そしてその翌日の朝に、その昨夜のことをね、家族皆に言おうと思ったら、普通にしてるじゃないですか、皆。
あれ?って思って言おうかと思ったけど、これ言っちゃいけないんじゃない?と思ったんで、誰にも言わなかったんですよね。
――そのUFOの探査のあと、何か自分で変わったことはあるんですか?
大変でした。もう、大変わりですよ。
翌日、夕方ぐらいまでは、まあなんとかなったんですけど、夕方以降にありとあらゆる多次元の扉みたいなのが全部開いちゃって。
幽霊は見えるし、動物の霊は見えるし。なんかちょっと高尚な存在が見えるし。もう何もかも、自分がいるこのリアリティの世界からしたら異次元の物が一斉に全部見えるし聞こえるし、もう臭うし。本当に一睡もできなくなって、それでまあ、あっという間に痩せましたね。
――え?それ、どうされたんですか?ずっとそれが続いたらおかしくなっちゃう。
気が狂いそうになったところで、不思議な、ちょっと魔女みみたいな人に出会って。(笑)
――面白すぎる。物語みたい。
本当に魔女みたいな人に出会って。不食不眠のおばあさんというか、おばさんに出会って。そこで22歳まで修行です。
トレーニングを受けることになって。
でもその人に会った初日に、「そのスイッチがあるはずだから、ほらスイッチあるでしょ?」って言われたら、スイッチがどこにあるか自分でわかったんですよ。
で「それ、切りなさい」って言われて、あっ、こうすればいいなっていうのが分かったんです。
そしたらすーって全部消えて。そこからですね。自分のエネルギーって言ったらいいのかな?まあ、自分の何かをコントロールできるようになった。
――そんな魔女みたいな人との出会いで、混乱がちょっと収まって、地球人として生きられるようにもなったんですね。
で、その魔女みたいな人は、NASAにいたんだそうです。NASAで宇宙物理学を教えてたって言ってました。
だからその周りには、男性がすごく多くて。私は生まれた時からスピリチュアルは科学だと思ってるんですけど、その先生は同じこと言ってたんですよ。
科学的な法則を教えることによって仏陀の教えとかを説いていたっていう方だったんですけど。
――なるほど!ちょっと話が逸れますけれども、だから「ゆの里」でご縁をいただいている、アクアフォトミクスという新しい科学もサアラさんはすごく応援をくださってるということなんですね。科学が共通言語になれば、もっと分かることが増えてくる?
そうですよね。結局スピリチュアな世界ていうのは、目に見えない世界を探求してるわけじゃないですか?
目に見えない世界には、もちろんフレキシビリティっていうのはありますけど、でもその根底には、もう絶対に科学的な根拠というのが見つけ出せるじゃないですか。
地球上の科学は先生方が研究して見つけていかれるわけですけど。同じことを例えば、お坊さんとか修行僧とかね。行者さん達は修行を通して同じように。
だから道のりは違うけど、結果は同じですよね。同じ法則を見つけ出そうとしている、そういう世界だと思うんですけど。
だからただ全員が修行僧になるのは無理じゃないですか。
でも科学から突き止めていったものは全員に汎用することができるので、やっぱり私はこの地球上で早く科学がスピリチュアルと合体して、本当に私たちが求めていたはずの叡智みたいなものに到達してほしいなっていうふうに思うんですよね。
――そんな宇宙的視野を持つサアラさんが、この地球人にわかりやすく道理を説明するためには何か特別なお勉強をされたんですか?
勉強といえば、社会勉強ですよね。これもきっかけは結婚して子供三人産んで、でも最終的には離婚しました。けれども、まず結婚している時にやっぱり子供を産んで育てるっていうことって社会との接点を意外と持ちますよね?
学校ということもそうですし、結婚した相手が商売している家でしたからずっとお洋服の仕事を手伝わせていただいたりとかもしてましたし。
その前は、一時期女優をやらせていただいていて。でそれもね、すごい人間の勉強になりました。
演劇って本当に有用性が高いと思うんですよ。もちろんプロの女優さんとかプロの映画監督さんとかになるためには専門的な勉強しないといけないですけど。
私、実はあの小澤征爾さんが出られた桐朋学園ってありますよね。小澤先生は音楽でらっしゃいますけど、私は同じ芸術学部の演劇の方を出ていて、で演劇の勉強しました。
やっぱり私にとって一番分かりにくいのは、人間って何なんだろうってとこなので、人間の勉強するのにはものすごく役に立ったんですよね。
でも実はね、最近お芝居をずっとやっていて。お芝居って人間が人間を探求する上で絶対大事だなと思ってるんですけど、このお芝居を通して学んだってこともありますし、リアルにビジネスを通して学んだこともあります。
最終的に離婚した後、私は突然ね、ダライラマとご縁ができまして。
――突然?ダライラマ法王と?
はい、これはちょっと不思議な話なんです。
これ言っていいかどうか分かんないんですけど、もう時効と思ってます。
突然ダライラマの使者っておっしゃる方が「法王様から頼まれたからメッセージをお伝えしたい」とおっしゃって、家にいらっしゃったんですね。そこに来た方が「一週間以内に何か生まれて初めてすることがないですか?」とおっしゃるんですね。私ちょうど一週間後にアメリカ、ニューヨークに出張することになっていて。ニューヨーク行ったことがないのでそのことかなと思ったんです。
「是非ともそれをやめていただきたい」って言われたんですよ。
でも遊びに行くんじゃないので、行った先でアポとかいっぱい取ってますし、しかも社長についていくことになってたんで、そんな簡単に止めることはできないんですけど、どうしたらいいですか?って。
「そもそも行ったらどうなるんですか?」って言ったら、「法王様はそのことに関しておっしゃってません」っていうんですよね。
困ったと思って、理由がはっきりすれば、「いいよ」もありますけどね。で、「じゃあどうすればいいんですか」って言ったら、「心配いりません」って。
じゃあ、「心配ないならなんで来たの?」って思っちゃうじゃないですか。(笑)
「どういうことですか?」って言ったら、もう2ヶ月ぐらい前からずっと、ポタラ宮殿の中の奥の院みたいなところがあるみたいなですけど、そこに入れる位のチベット密教のお坊様は世界中に600人しかいないんだそう。
「その方々が夜を徹して、24時間休むことなく、マントラを唱え続けてますから大丈夫です」っていうんです。
――サアラさんのために?
びっくりでしょう。
その頃は全然そのチベット密教も知らない、ダライラマを知らないってとんでもない人だったんです、私ね。なので、「え?そんなことされたら、なんかお布施とかって(笑)、取られちゃうんですか?」(笑)とか言っちゃって、思いっきり笑われましたけど。
「結構です」とか言われて笑われましたけど。どういうことかしらと思ったんですけどね。とにかく「仕事なのでやめることはできません」っていうことで。
とりあえずお帰りいただいて。
そうしたら母がね、具合が悪くなって緊急入院になったんです。
――行けなくなっちゃった?
そうなんです。
ところが乗るはずだった飛行機が発ったとたん、母はぴんしゃして病院から出てきたという。(笑)
――すごい!お母様。
そういうことがあって、なんかそこからですね。人生が大きく、また変わり始めた。
――行かなかったことで、何か変化があったんですか?
もしかしたら飛行機とか落ちてたかもしれないです。
――自分の意思とは関係なく、それは止められたんですもんね。大きな力でね。
結局ね、2ヶ月間マントラを唱えるってことは、それを起こすためだったわけですよね。「大丈夫です」とおっしゃったのは、そういうことなんだと思って。
そういうことがおできになる方達がいらっしゃるんだなと思いました。
――いや、それにしても、ダライラマ法王さまのグループ600人がサアラさんのことをそこまでして・・・。何をやってほしかったんでしょうかね。
そうですね、それはもう、その時には全く自分は分かりませんでした。
でも離婚した後に、法王様に言われたのは、「あなたは肉体を持って、お金がある世界に生まれてきたんです」っておっしゃるんですよね。それで、「稼いで稼いで稼ぎまくれ」って言われたんですよ。
――ちょっとスピリチュアルとは違う感じですが・・・。
で、「こういうお仕事なさい」って言って、仕事まで紹介していただいたんです。それはちょっと言えないですけど、それでそのお仕事をやったら、きついんですよ。
ものすごく、きつかったけど、なんていうか、人間の本性が見えてきただけじゃなくてね、人間がどうしてそうなるのかっていう、その社会の歪みみたいなものがちょっと見えてきて。
そうか!だから法王はこれをやりなさいとおっしゃったんだなって。
ビジネスもやってみないと分からないので、一応やったんですよ。
スピリチュアルだけやってても意味がないなと思いました。
やっぱり人間として、この社会に生きることを通して学ぶということが誰にとってもすごく大事。
だからなんかこう、「ちちん、ぷいぷい」みたいなね、魔法を起こすみたいな、そういうことだけで分かったような気になってしまうのは、危険だなとも思った。
―――そんな中で、私が気になるのは、サアラさんの3人のお子さんの子育て。どんな風な子育てをなさったんですか?
相当変わった親だったみたいです。
一番は個々の、人としての尊厳ももちろんですし、個々の霊的な尊厳を大事にするっていうことは私にとっては当たり前。
だからもう1回も「勉強しなさい」は言ったことないです。ただ長男は中学受験をしたいと自分で言ったんですね。「だったら協力しますよ」と。
その協力っていうのは、本人がこの科目が苦手だから家庭教師をつけてほしいとか自分で言うので、それに関しては家庭教師をつけたりとかっていうことはしましたけど。でもあんまり「勉強しなさい」は言ったこともないし、「学校に行きなさい」も言ったことがないし、ほぼほぼ朝起こしたこともないです。
――そして3人とも立派に成人されて?
そうですね。長男はもう40になりますから。でも立派って何を基準に立派かは、よくわからないですけど。
やっぱり人間って、ものすごく長い時間をかけて一生通して、いろいろな方法でそれぞれが学んでいくことなので、まだまだうちの子供達はもちろん中途半端ですし、何かができてるわけではないけれど、ただ良かったなと思うのは、それぞれ自分の考えをちゃんと持っている。
今、ちょうど本に書いてるんですけど、地球人って、私から見ると信じる力はすごくあると思うんです。
例えば「マスクつけなさい」って言われたら入「はい」ってつけるし、「ワクチン打ちなさい」って言ったら何も調べなくても「はい」って打つじゃないですか。
信じるっていう力は持っているのに、自分で考えて自分で調べて自分で判断するっていう力は、なかなかない。
――確かに。そういう勉強もあんまりしてこなかったかもしれない。
そうですよね。そういう勉強の仕方を教わってないんだと思うんですよね。
「これはこうですよ」って言われたら「はい、そうですか」って吸収はしても、「なんでだろう」っていう、その好奇心を持つっていうのはあまりない。
でも生まれてきた子供は好奇心いっぱいじゃないですか?それを大事に育てていくっていう教育はないような気がするんですよ。
――それがそのお子さん一人一人の霊的尊厳を大事にするということ?
そうなんですね。子供の持っている好奇心、自由な好奇心をなるべく大事にしてあげて、なるべく社会に侵害させないで済むように。
とはいえ、何が社会にとって迷惑なのかっていうことは教えておかないと、やっぱり本人が辛い思いをするので、そこはきっちり教えた上で自分で考えなさいという教育はしたと思います。
――ところで、最近はずいぶんと分かり合える人たちが増えてきたと感じていらっしゃるのでは?
どこまでも分からないことはあると思うんですよ。お互いに。
これから地球のディスクロージャーとかいうことが言われてますけど。もうディスクロージャーはすでに起きていると思う。
ただ日本だけは蚊帳の外みたいな状態になってますけど。でも、その宇宙に向かって門戸を開放して、宇宙文明と交易が始まった時にはやっぱり分かり合えない人たちと手を組んで共同開発したりとかっていうことが始まるわけですから。
分かり合わないといけないとも思ってないんですね。
――分かり合えないといけないということではなくて?
いかに相手を尊重して、お互いの良さをお互いのためにシェアリングするっていう関係が大事だと思うので。
この地球にいたって、私たちは他の動物のことが全部分かってるわけでも植物のことが分かってるわけでもないですし。
今までは地球において、人類というのは他の生態系の邪魔ばっかりしてきちゃったような気がするんですね。
でも今ね、ツェンコヴァ先生(アクアフォトミクスを提唱する科学者)がなさってるお水の研究が進んでくると、全部がお水を通して繋がってるっていうことが分かっているわけですから。
お水から学ぶことによって私たちがどうしたら調和できるかっていうことが具体的に見えてくると思うんですよね。地球上の生命だけじゃなくて、宇宙もみんなお水で繋がってますから。
私は今、地球人の一番分かんないのは、落ち込むっていう感覚。想像はつくんです。もちろん想像はつくけど、自分は経験したことがない。ほーりー(聞き手、堀場)はありますか?
――少しはあると思います。結構落ち込みますよ。なんでできないんだろうとか、失敗しちゃったとか、あの人のこと傷つけちゃったかもしれないと。
でも、一瞬。一瞬でしょう?
――ずっと引きずったりは、あまりないかな。
まあ大事だと思うんですよ。反省して自分自身をリファインしていく上では、絶対。
一瞬、そう思うことはすごく大事なことだけど、それで落ち込んで、なにか行動が起こせなくなっちゃうとか、正しい判断ができなくなっちゃうとか、そういうのがあまり理解できないんですよ。
だから結構私は人を落ち込ませてるかもしれないなっていつも思います。
そうするとね、正直なところはっきりと、まっすぐに物を言えない。落ち込ませるかもねって思っちゃうと、その人落ち込んだら、向こう何週間か棒に振るかもしれないとか思うと、言えなくなっちゃう。言ってもなんかオブラートに五重ぐらいに包んで言うと、結局言われてることが分からないみたいなことになったりとかして。
なんか時間を無駄に消費してるような気がしちゃうんですけど。
落ち込むって、多分地球人も、もともと持ってなかったと思うんです。
――どうしてそんなふうになっちゃったんでしょう?
多分ね、歪んだジャッジメントのせいだと思うんですよ。
例えば、失敗はいけないことって皆さん思ってませんか?
だけど、失敗を通さないと分からないことがたくさんあることも皆さん理解してらっしゃるんですよね。
でもどっちを取るかってなると、みんなから冷たい目で見られることは嫌だとか。やっぱり迷惑をかけてみんなに嫌な思いをさせるのは嫌だとかっていうこともあるし。
社会の評価が下がることによって出世ができないとか、安定した生活が獲得できないとかっていう。そのジャッジメントを受けることによって、やっぱり新しいことにチャレンジすることのリスクとか考えちゃうし。
――確かに落ち込むっていう気持ちに光を当ててみると、評価を気にしてるから落ち込むのかもしれないですね。
多分ね、ほーりーは評価じゃなくて、自分は「なんでこんななんだろう」って、自分で自分を思ってるわけじゃないですか?「いや、もうちょっと頑張れるはずなのに」とか「もっとこうすればよかったんだ」と思ったらすぐ次に向かえるけれど、そこに人の評価が絡んでくると、難しくなる。
――宇宙人から見ると、その地球人のそれはいらないことだよって感じ?
ジャッジメントが全部駄目っていうわけではなくて。
例えば科学の世界だって絶対正確な評価をしなければね、正しい真理っていうのは見つけられないじゃないですか。だから正確な評価は必要ですけども、人間同士のエモーショナルな評価みたいなものは一切いらないと思うんですよ。
その経験を通して学んでいる私たちにとっては、失敗ってやっぱりものすごく大事な経験の一つだと思うので、そのことは皆さん理解してらっしゃるのに、そこを大事にできなくなってるっていうのは、もったいないなと思うんですよね。
――そういうことをご本だったり、学校だったり、講演会でみなさんにお伝えされているのですね。
そうですね。
なんで皆さんがうまくいかないのか。本当は分かっているのに、それを優先できないのはなぜか?みたいなこと。社会的な背景がこうなってるんじゃないか?みたいなこと書いてます。
――これから地球で、挑戦したいことはありますか?
今、すごい壮大な計画を私は持っていて。
ひとつは、アクアフォトミックスもそうなんですけれども。今本当に素晴らしい科学者がたくさんいらっしゃると思うんですよ。すでにいろいろと研究開発されて商品化とか製品になって活用できる物を作りになった方達もいらっしゃるし。特にね。70代の科学者とか技術者。素晴らしい方がいっぱいいらっしゃるのに、後継者がいない。
そして学ぶチャンスもない。だから学びたい人とその技術とかを持っている優れた方たちを繋ぐっていう、そういう世界を作りたいなと思っているんです。
――事業継承だけじゃなくて、知恵の継承っていうか?
そうですね。そうなんですよね。だからそういうコミュニティを作りたいと思っています。
コミュニティっていうとなんとなく自給自足とか、小さな子供達を安全に育てるとかっていうコミュニティっていっぱいあると思うんですけど。
私がやりたいのは高等教育をを中心とした、進化に向けての架け橋となっていくようなコミュニティを作りたいって、すごい大それた計画です。
――サアラさんだったらできる!
最後に、そんな地球人かつ宇宙人でもあるサアラがずっと大切にしてきたこと、諦められないことがあれば教えてください。
私が何があっても諦めきれないのはいうのは地球の進化なんです。エボリューションですね。
やっぱり長い間地球は、というか地球人類達は閉ざされた世界で生きてきましたけど、その間に宇宙文明はどんどん、どんどん進化していって、地球だけちょっと置いてけぼり感があるのが、私はどうしても納得がいかないんですよ。
こんなに素晴らしい惑星の上で暮らす地球人類や他の動物たちだって、みんな本当に美しいし、動物同士はすごい愛し合って、大切にし合うことができているのに。なんか人類だけね、置いてけぼり。おかしいなと思って。
だから私が大事にして、これはもう絶対曲げられないっていうのは地球人類の意識の変化というかね。成長と地球の進化なんです。大きなこと言っちゃいました!!
――こんなインタビューは初めて!地球人スタンスでいっぱい聞いちゃいました。楽しかったです。サアラさん、今日はありがとうございました。
★サアラさん公式サイト:https://ap-slg.jp/
★聞き手:株式会社プロ・アクティブ ほーりー(堀場由美子)
イマココ・ストア https://www.ima-coco.jp/