2023.12.29
水の中にすべての知恵がある

重岡昌吾

ゆの里アクアフォトミクスラボ
エグゼクティブディレクター

株式会社重岡代表取締役

1967年1月28日和歌山県橋本市生まれ。
大学在学中に母親が創業した天然温泉施設「ゆの里」(当時は橋本健康ランド「ゆの里」)の運営にかかわり、専務として従事。
「ゆの里」に湧く働きと役割が異なった3つのお水を通して、水の本質を探求。
2005年神戸大学のツェンコヴァ・ルミアナ教授との出会いを機に2011年に共同研究を開始し「ゆの里ラボ」にてデータを解析。
これまで体験として得た水の理解に科学的裏付けが加わり、より深く水の本質を世に広めるべき活動をしている。
2015年より(株)重岡の代表取締役就任。

『あるがまま』
「ゆの里」創業者重岡壽美子の物語

2023年9月「アクアフォトミクス」のイタリア(ローマ)でのヨーロッパ分科会に引き続き、ブルガリア(ソフィア)で第18回ボディサイコセラピー学会に重岡社長と共に参加しました。

二つの学会終了後、重岡社長にほんの短い時間ですが、お話を伺うことができました。(堀場由美子)

――国内外での学会参加も数を重ねてきましたね。社長は昔からこんな風に科学に興味があったのですか?


科学者の話がね。難しい話だったらついていけないけど。

やっぱりみんな知りたいからね。  

真実を知りたい


――社長も知りたい?


そればっかり!(笑)

というか、まあ、みんな知りたいよね。

昔からかな。「なんで?」「なんで、なんで?」って常にあったしね。

「ゆの里」が「神秘」とか「不思議」っていう言葉で、水を語られることに、やっぱり満足できてなかった。

やっぱり、それが嫌だったのね。説明したい、「なんで」って

一方でね。僕の兄貴は医者だしね。

医学を学んだ人からすると、医学の分野としてこれが常識だって言われても、普通に生きてる、別に学術的に医学を学んでない人達の方もやっぱり当然生きてるわけだしね。

心、持ってるしね。

そう、小学校の時に「明日学校行きたくないな」と思ったら熱出たしね(笑)。

――そうね、行きたくないと思ったら、お腹も痛くなったし。

お腹痛くなったよね。

そう、だから自分の精神状態と体って絶対繋がってるのは、みんなわかっているのにね。そこを切り離して考えるっていうのが、僕は嫌だった。

だからそこを繋いでるのは、もしかしたら水?そう思ったんでね。

そこを科学的に説明できるようになったらすっきりするし、「それ知りたい、知りたい、知りたい」。

それが原動力ね。

◆◆ツェンコヴァ先生との出逢い◆◆

――一緒に研究を進めているツェンコヴァ先生は、社長にとってどんな存在なのでしょう?

ツェンコヴァ先生のすごいところはね。これが大事って思ったことをずっと留めてて、ちゃんと繋がってくるのね。ちゃんと繋がってくる

だから関係のなかったことはないのね。全部が全てちゃんと繋がっていく感じが、パズルのピースが揃ってきた感がすごくある。

やっぱり最初の言葉が衝撃だよね。

「ゆの里」の温泉の成分がすごい変わった時に、物質を見てる普通の人たちは「成分が変わったら当然機能変わるでしょう」ってみんな思うしね。

でも、いやいや、「変わらないものは生きてないよ」「水の成分と機能は関係してませんよ」「直接関係ないよ。水の構造が機能だから」って。

もうそれまでの水を見ている人達の言葉と全く違う言葉だったんでね。

それが一番しっくりきたっていうか、「この先生だったら分かる!」なんか紐解いてくれるかもっていう、そういう期待がありましたよね。

一番最初、水のデータを取り始めたスタートの時から、「水は本当に全部と繋がってる。環境と繋がってない水はない。だから変化し続けることが当然だし、逆に言うと環境にくっつけていけなくなって止まった水は死んだ水よ」って言ってた。

それはやっぱりすごい。 生き方ですよ。

(水は)ちゃんと全部、全てバランスを取るようになってる。エネルギーが高いからいいんじゃなくてね。高すぎたら駄目だしね。なくても駄目だしね。

常にしっかり安定した物と変化し続ける物、そういう二つの物が常に隣り合わせで、それでうまく全部バランスを取る仕組みができているって、いいよね?

それが分かったらなんか安心できるし。

疑問を持ち続けるって大事だね。

「なんでだろうな」って、ずっとずっと考えたら、ちゃんと全然違うところから答えが来る

◆◆自分を整える◆◆

――超ご多忙な社長。様々な決断を迫られることの連続だと思うけれど、自分を整えるのに何かルーチンでなさっていることってありますか?

やっぱり、ぼーっとする時間を作ることね。

今回のボディサイクティラピー学会の実験であったでしょう?「瞑想と呼吸」

≪ブルガリアで開催されたボディサイコセラピー学会会場で≫

瞑想した時に水が変わる。だけど、そこに呼吸がプラスされると、それがさらに広がる。

だからちゃんと意識を体に向けて、そこにしっかりと呼吸を合わせたら。ちゃんと整うようになってるってね。あれ数値化できてるってすごいですよね。

音楽もそうだし。

水にいろんなパターンっというか、エネルギーの状態があって、それが特徴があるでしょう。

自分の体と今の状態を合わせた時に「どっちの水が足りないとか、どっちのエネルギーに偏ってしまってるか」っていうことが分かったら、ちょっと解決の方向がわかるわけよ。

水のキャラクターが分かってね。それがちゃんと連携して循環しているっていう。あれを知ると、大きいよ!


今何を食べた方がいいか?もね。その時、その体調で分かる。

だから外に依存する必要がなくて、何か特別な薬とか、機械とかね。そんなに特別なことは何もなくて、普通の自分の状態の整え方が分かればいい


――その整え方の物差しのひとつとして、「水の視点を持つ」というのは大きいですよね?

そうです。大きいです。

◆◆水のように生きる◆◆

――社長にとって「水のように生きる」ってどんな生き方だと思いますか?


(水は)好奇心いっぱいでね。

だから、仲間と一緒に生きるんだよね。一人自分だけでは何もできないので。

水ってね。環境とのやり取りの中で動くようになってるでしょう。

だから仲間がすごく大事。どういう人たちとどういう風に楽しく、どんな気持ちでいられるかっていうのが。そこに素直に従って生きるってすごい大事。

全然特別なことは何もないんでね。

だから。気持ちよく、素直に。


――気持ちよく素直に、ニコニコ笑って。笑うと水が外れますからね♪


そう、楽しく。仲間と。


◆◆みずのたま◆◆

~大切に思うこと~

「水はものではなく、存在です」


そう、水の中に全ての知恵がある。それは思います。

知識に偏ってしまって知恵をなくしてしまう。

やっぱり、水。「水光道(みこうどう)」だね。道だよね!

そう、なんか神道ともつながっている。ちゃんとね。水は共鳴するんです。

――あらためて、水と光の道。共鳴する人たちと歩いていきたいです!!ありがとうございました。

聞き手:株式会社プロ・アクティブ 堀場由美子(ほーりー)

「感謝」の声を聴く
まず、自分を愛で満たす
自分であり続ける
ぶれない、何にたいしても。
死ぬ時が人生の最高峰(後編)
死ぬ時が人生の最高峰(前編)
「ほんとうのことが、知りたい」
こどもが見せてくれる